先日、東京都北区にあるNPO・ボランティア活動支援施設のホームページをリニューアルしました。2023年11月に当社が制作した「越谷市ボランティア連絡会」の事例をご覧になり、ご相談をいただきました。
20年間、CMSを使用せず、HTMLで更新された3,000記事をデータベース化
リニューアル前のホームページは、2004年から約20年間、CMSを使用せず、HTMLで更新されていました。お知らせなどの動的ページは3,000を超える大規模なサイトでした。長年にわたり、複数の担当者が更新してきた記事のソースコード(HTML)を分析し、その特徴を把握した上で、CSVによる一括登録と目視・手作業による丁寧なデータ移行を使い分け、効率的にデータベース化を行いました。
お客様環境に合わせた開発環境の構築
開発環境では、お客様環境(本番環境)の制約を考慮し、PHPバージョンは「7.4.33」を採用しました。また、制作期間が長期にわたることを想定し、WordPressおよびプラグインの自動更新は停止としました(本番環境への移行後、WordPressおよびプラグインはすべて最新バージョンにアップデートすることができました)。
サイト移行の強力プラグイン
大規模なサイト(ファイルサイズが1GBを超えるサイト)の開発環境から本番環境への移行には、WordPressのプラグイン「All-in-One WP Migration」とその有料版「All-in-One WP Migration Unlimited Extension」の利用をおすすめします。料金は年間69ドル(約1万円)です。
追伸
今おすすめの一冊
2024年10月19日から全国で公開されているドキュメンタリー映画『五香宮の猫』の想田和弘監督の著書『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか(講談社現代新書)』。
『失敗してもいいから、一生に一度でいいから観客を心から信頼して、添加物(ナレーションや音楽やテロップ)のないドキュメンタリーを作ってみたい』。
これを読めば、あなたの観察眼がこれまで以上に起動すること間違いなしです。
もしこの記事が役に立ったときは
埼玉県越谷市に向かって「ナイスだぜ、大橋プランニング。ホームページを新規で制作するとき、リニューアルするときが来たら、お前のことを必ず思い出すぜ」と囁いていただけると幸いです。
全国どこでも、メールやビデオ通話でのやり取りだけで、ご自身で手軽に自宅からでも更新することのできるホームページを制作します。
ちなみに、今のイチオシは「ワードプレスのホームページ制作」です。
お値引きさせていただきます。