本日「チラシ・パンフレット・カタログ・リーフレットなどのデザイン」ページに実績を追加しました。
チラシや資料をダウンロードできるWEBサイトが増加
シンポジウム、セミナー、勉強会、体験会、説明会といったイベントが、オンラインで開催されることがスタンダードになった昨今、チラシを印刷して配布する機会は減少しました。
その代わりに、チラシのPDFファイルを、WEBページからダウンロードできるようにしてほしいという依頼が増えています。
資料においても、「郵送する資料請求」から「ダウンロードする資料請求」へと形態を変更する企業が増えています。
資料ダウンロードにおける個人情報保護方針の書き方
資料のダウンロードは、専用のメールフォームから、ユーザーに「会社名」「氏名」「メールアドレス」などの個人情報を入力のうえ送信してもらい、自動返信メールの文面に、ファイルをダウンロードすることのできるURLを記載する方法が一般的です。
ただし、「個人情報を入力することで、しつこく営業メールが送られてくるのではないだろうか」と不安を感じるユーザーがたくさんいます。
一人でも多くのユーザーにダウンロードしてほしい場合は、個人情報を入力しない仕様(単にファイルへのリンクを貼るだけ)にするか、「ご入力いただいた個人情報は、資料をダウンロードするためのURLをご案内をすること以外の目的では使用いたしません」と明記する必要があります。
資料をダウンロードしてくれたユーザーに対して、他にも知ってほしいことがある場合は、自動返信メールの文面の中で、ダウンロード用のURLと併せて、見せたいページのURLや、思いを込めたメッセージを記載しておくなどしましょう。
「せめて、資料を見た感想だけでも聞いておきたい」という場合は、「ご入力いただいた個人情報は、資料をダウンロードするためのURLをご案内すること、資料に関するご連絡を差し上げる以外の目的では使用いたしません」と明記するのが良いでしょう。
そして「送信」ボタンの上に、「個人情報の取扱について同意します」という項目を設け、チェックを入れなければ送信できない仕様にしておきましょう。
ダウンロードされたチラシや資料がカラーで印刷されるとは限らない
ダウンロードしてもらうことを目的としたチラシや資料を作る際、それが「カラーで印刷されるとは限らない」ということを念頭に置いておく必要があります。
例えば社員研修を検討している大手企業の担当者の場合、気になる研修会社を複数ピックアップした後、それぞれのWEBサイトや、ダウンロードした資料を社内のプリンターでカラー印刷して、幹部クラスが集まる会議などで配布をしますが、個人の場合は、プリンターのインクを節約するために、モノクロ(白黒)印刷するケースがほとんどです(最近はモノクロ専用プリンターの需要が高まっています)。
ダウンロードしたチラシや資料を「印刷したくないなぁ」と思われてしまうと、サービスの利用を検討していただける機会を失う可能性があります。
それを回避するためには、「モノクロで印刷しても綺麗に出力される」「インクを大量に消費しない」ように、ベタ塗りや画像を多用しないデザインを心がける必要があります。
なんとしても目立たなければならないシーンがある
チラシを印刷して配布する場合と、WEBサイトからダウンロードしてもらう場合とで、作り分けるのはコストも時間もかかってしまいます。
そこでお勧めしたいのが、表面をカラー、裏面をモノクロで制作することです。
地域のコミュニティセンターでは、開催されるイベントのチラシが、専用のラックに並べて置かれています。
そういったシーンにおいて、チラシは「目立ってなんぼ」です。
目立たなければ手に取られない、手に取られなければ時間やお金をかけて作った意味がありません。
ですから、チラシの表面は、「色鮮やかな美しい画像」「シンプルかつ印象的なベタ塗り」などを用いて、ターゲット(潜在顧客・見込み客)の特性に合わせてデザインすることが望ましいです。
そして裏面には、伝えなければいけない必要な情報を全て記載し、モノクロで気兼ねなく印刷してもらえるようにデザインするのが良いかと思います。
出演者やスケジュールが確定していなくても、イベントを開催するということを、なるはやで告知しなければならないシーンもある
当社では、チラシと併せて、専用のWEBページの制作を依頼いただくことが多々あります。
イベント専用のWEBページがあることで、チラシが抱える様々な問題が解決されます。
よくあるのが、イベント開催日のギリギリまで「パネルティスカッションのパネリストが決まらない」「登壇者全員分の写真とプロフィールが揃わない」といった問題です。
最近では、「オンラインで参加する人数と、リアルで参加する人数が決定してから会場を押さえる」といったケースもあるので、チラシには「詳しくはWEBへ」「詳細が決まり次第、WEBサイトでお知らせします」「会場:埼玉県越谷市某所」などと記載して案内することが多くあります。
このように、イベント専用のWEBページがあれば、全事項の決定を待つことなく、時間や気持ちにゆとりを持ってチラシの制作、そして配布を行うことができます。
例えば、「イベント開催のスケジュールはWEBページにだけ掲載する」と決めてしまえば、開催日ごとにチラシを作り直す必要がなくなり、コストを削減することができます。
シンポジウムのチラシとWEBページの実例
画像をクリックすると拡大します。
このイベントは終了していますが、実際のWEBページはこちらから確認いただけます。
チラシやパンフレットの制作費について
月に数回、「チラシは幾らで作ってくれますか?」という質問を受けます。
しかし、「チラシ」という情報だけでは、明確な費用をお伝えすることが難しいのです(名刺やホームページでも同じことが言えます)。
薬局やスーパーのチラシのように、掲載すべき写真やテキストなど、情報の数(ボリューム)が多ければその分、構成案の作成やデザインに時間を要することとなります。
シンポジウムの登壇者の人数にしても、同じことが言えます。
見積もりを依頼いただく際は、要件を細部まで伝えていただくか、「Googleの画像検索」などで、(デザインやボリュームが)完成イメージに近いチラシの画像を見つけて、「共有」から「クリックしてリンクをコピー」し、要件と併せて画像のURLをお知らせいただければ、作業に要する時間や費用を具体的にお伝えすることができます。
追伸
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