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主要なレンタルサーバー（エックスサーバー・さくらのレンタルサーバー・ロリポップ！レンタルサーバー・お名前.com レンタルサーバー）4社の再販を比較

by STAFF

レンタルサーバーの再販とは

レンタルサーバーの再販とは、自身が契約しているレンタルサーバーの一部を第三者に貸し出すことです。

特に、ホームページ制作の事業を始めてみようと考えている人にとって、「再販できるか否か」「再販のルール」が、レンタルサーバー選びの基準になると思います。

私自身も駆け出しの頃は、「契約した1つのレンタルサーバーで、いくつまでWEBサイトを構築・公開することができるのか？」という疑問を持っていました。

レンタルサーバー会社によって、再販の可否や条件が異なるので、検討する場合は、各社の規約をよく確認する必要があります。

再販のメリット

低価格で提供できる、管理が簡単

  • 収益化：レンタルサーバーの費用の一部を回収したり、利益を得たりできます
  • 顧客へのサービス：サービスを低価格で提供することができ、サーバーに関連する様々なトラブルへの対応が速やかに、容易に行うことができます
  • サーバーの有効活用：余っているサーバーリソースを活用できます

再販のデメリット

トラブルが発生したときのダメージがでかい

  • サーバー管理：クライアントからの問い合わせやトラブルへの対応が必要になります
  • 規約違反：クライアントが大量の迷惑メールを送信したり、詐欺行為を行ったり、ウィルスに感染したファイルをアップロードしてそのままにする等、サーバー会社の規約に違反すること、サービスが停止される恐れがあります
  • 技術知識：サーバーの知識が必要になります

まとめ

若い人はご存知ないかもしれませんが、数年前までは頻繁に、ワードプレスの怪しいプラグインや、簡単なID（adminなど）、簡単なパスワードを設定したことが原因で、多くのWEBサイトが不正なアクセスを受け、ウィルスに感染し、そのWEBサイトのドメインに関連したファイルやシステムだけでなく、同じサーバーに含まれているすべてのWEBサイトのデータを一旦削除した後、アップロードし直すという、地獄のような作業を行なっている同業者がたくさんいました。
そのような経験をしたホームページ制作（管理）会社は、再販することをやめて、1社1サーバーとするルールを設けたり、「クライアントが好き勝手にワードプレスのプラグインをインストールできないようにする」「ワードプレスのパスワードを16桁以上の超複雑なものにして、クライアントに勝手に変えさせない」など、トラブルを未然に防ぐ努力をしています。

このように、レンタルサーバーの再販にはメリットとデメリットがあります。
始める前に、しっかりと検討することが大切です（個人的にはエックスサーバーの「5ユーザーまで」というルールが正解ではないかと思います。多すぎても怖い…できないと不便…という感じです）。
私自身は、制作の依頼が確定する前のヒアリング（打ち合わせ）の段階で、「クライアント自身がワードプレスを更新する可能性がある」「クライアント自身がワードプレスをカスタマイズする可能性がある」「クライアント自身がメールサーバーやWEBサーバーの設定に関わる可能性がある」「クライアント自身や、サービス内容が、イケイケな感じがする…（落ち着いているとは言えない）」といった場合は、クライアントの為にレンタルサーバーを1つ契約するか、もしくはクライアント自身にレンタルサーバーを契約してもらうことにしています。

エックスサーバーの再販について

再販先は、一法人または一個人、または家族やサークルなどの特定の一団体をそれぞれ1ユーザーとし、計5ユーザーまでとする（再販先とは直接連絡が可能な状態であること）

エックスサーバーでは、ウェブ制作会社様など、ご契約者様以外のデータを扱う必要がある場合でも、より簡単かつ柔軟にサービスをお使いいただくために、再販に関してルールを設けています。

当サービスでは、有償・無償を問わず、ご契約名義以外の第三者に、サーバーリソースの一部を貸与する行為を「再販」と定義し、原則として禁止しています。
ただし、下記の条件を全て満たす場合にのみ再販を行うことが可能です。

再販に関する必要条件

  • 当サービスの契約者と再販先とは、直接連絡が可能な状態であること
  • 不特定の相手を再販先としないこと
  • 再販先は、一法人または一個人、または家族やサークルなどの特定の一団体をそれぞれ1ユーザーとし、計5ユーザーまでとすること
  • 契約者は、再販先に対して、禁止事項など当サービスにおける利用規約を説明し、遵守させること
  • 再販先へのサービス上のサポートは、契約者自身が行うこと
  • サーバーに多大な負荷をかけないこと

再販が可能な事例

  • ウェブ制作代行業務において、顧客サイトをサーバー上に構築する
  • 家族内や友人同士のサークル内などで、サイト作成やメールアドレス使用のためにサーバーを共同で利用する

再販が行えない事例

  • 不特定多数へ向けて、ブログやSNS、カウンターCGIなどのレンタルサービスを提供する
エックスサーバー：再販について

さくらのレンタルサーバーの再販について

再販目的で利用することが可能

ホスティングサービスで再販はできますか

はい。
現在弊社が提供しております全てのホスティングサービスは、再販（ ※ ）目的で利用することが可能です。

※ 再販とは：「アカウント、サーバー資源のすべてまたは一部を有償・無償を問わず第三者へ貸与すること」

ご利用方法・運用形態によっては「禁止事項」に抵触する場合があります。
詳細については、下記リンクより「約款」「ご利用にあたって」をご確認ください。
また、「約款 」「ご利用にあたって」に記載しております『禁止事項』に関しては、再販先となるエンドユーザー様に対しても適用されますのでご注意ください。

さくらインターネット：ホスティングサービスで再販はできますか

ロリポップ！レンタルサーバーの再販について

有償や無償で提供するといった利用（再販）も可能

再販してもいいですか

当サービスで契約したサーバースペースの一部を第三者の方に、有償や無償で提供するといった利用（再販）も可能でございます。

ロリポップ！レンタルサーバー：再販してもいいですか

お名前.com レンタルサーバーの再販について

申請することで再販が可能

再販について

お名前.comでは、お名前.com会員が事前に再販の申請をし、お名前.comが許可した場合のみ再販が可能となっております。再販をご希望の場合には、下記申請フォームより必要事項を記入の上、ご申請ください。

ご申請を確認後、弊社よりメールにてお手続き方法をご案内いたします。

弊社のサービスを再販いただく場合、総務省に対して電気通信事業の届出を行う必要がある場合があります。 詳しくは総務省のホームページをご確認ください。

再販申請フォーム
お名前.comレンタルサーバー：再販について

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追伸

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