先日、東京都三鷹市にあるメガネ専門店のホームページをリニューアルし、「検眼を含むメガネ選びサービス」や「補聴器に関する個別相談」を受け付けるための来店予約システムを構築しました。
ワードプレスでホームページをリニューアル
クライアントのホームページは、約12年前にMovable Type 5（ムーバブルタイプ5）というCMS（コンテンツ・マネジメント・システム）で制作されたものでしたが、コンテンツを更新するにはHTMLの知識が必要な造りになっていたことと、楽天市場・amazon・Yahoo!ショッピング等、ネットショップの運営に力を注いでいたこともあり、ほとんど手付かずの状態でした。
当初の依頼内容は、「簡単に更新（情報発信）できるホームページに作り替えて欲しい」ということと、「ネットショップを見て、他県から検眼やメガネ選びのために来店してくれるお客さんが増えているので、マンツーマンでメガネや補聴器選びをサポートするサービスを紹介するページが欲しい」、そして「できるだけ安価に…」というものでした。
ムーバブルタイプの現在の最新版は「8」で、ソフトウェア版は99,000円（年間メンテナンス33,000円）です。
「できるだけ安価に」を叶えるために、無料で利用できるWordPress（ワードプレス）でホームページをリニューアルすることをお勧めしました。
リニューアルのきっかけは中小企業等産業活性化補助金
クライアントは「三鷹商工会 中小企業等産業活性化補助金」の存在を知ったことで、ホームページのリニューアルを検討することになったのですが、問い合わせたところ、「ホームページのリニューアルだけでは対象にはならない」とのことで、諦めていました。
詳細を確認すると、「デジタル化、新規販路開拓、生産性向上、システム構築、新サービス開発に係る経費」といった記載がありました。
三鷹商工会 中小企業等産業活性化補助金
省エネ化（LED化・脱炭素化）やデジタル化、新規販路開拓（HP制作・展示会出展等）、生産性向上等に要する経費などについて、最大30万円まで補助します。
※新製品・新技術又は新サービス開発に係る経費の場合は100万円。公募期間：令和6年5月7日（火）～令和6年8月30日（金）
※予算に達し次第、募集を終了する場合があります。1.グリーン枠
申請要件：省エネ化・LED化及び脱炭素化への対応や取組を促進する事業（CO2削減に資すると判断できるもの）
上限額：30万円
補助率：補助対象経費の3分の2以内2.デジタル枠
申請要件：DX(デジタルトランスフォーメーション)の取組を促進する事業で、デジタル人材の育成やシステム構築に係るもの
上限額：30万円
補助率：補助対象経費の3分の2以内3.レジリエンス枠
申請要件：サプライチェーン強靭化の備えとして、事業継続計画（BCP）の策定やリスクの備えに資する事業
上限額：30万円
補助率：補助対象経費の3分の2以内4.一般枠
申請要件：1～3以外の事業活性化・販路開拓等に資するもの
上限額：30万円
補助率：補助対象経費の2分の1以内※「新製品・新技術又は新サービスの開発のための調査・研究・企画に要する経費」の場合は上限100万円
この要項に目を通し、今回の「マンツーマンでメガネや補聴器選びをサポートする新たなサービス」と、そのための「来店予約システム」を構築すれば、対象として認めていただける可能性が高まるのではないかと考え、クライアントに提案させていただきました。
そしてクライアントと共に事業計画書を作成し、無事に補助金が採択されました。
来店予約システムの構築
クライアントのメガネ店は年中無休で、マンツーマンのメガネ・補聴器選びサービスは決まった曜日（水・木・土・日）、決まった時間帯（10時〜17時の1時間間隔）で受け付けるため、システムや泣かせのイレギュラーな要件がほとんどなく、短時間で来店予約システムを実装することができました。
追伸
もしこの記事が役に立ったときは、埼玉県越谷市に向かって「ナイスだぜ、大橋プランニング。ホームページを新規で制作するとき、リニューアルするときが来たら、お前のことを必ず思い出すぜ」と囁いていただけると幸いです。
全国どこでも、メールやビデオ通話でのやり取りだけで、ご自身で手軽に自宅からでも更新することのできるホームページを制作します。
ちなみに、今のイチオシは「ワードプレスのホームページ制作」です。
お値引きさせていただきます。