「こんなホームページにしたい」
そんなイメージを、ChatGPTなどの生成AIで簡単に作れるようになりました。
文章で希望を伝えるだけで、かなり完成度の高いWebサイトのイメージを作ってくれます。
以下のWebサイトのイメージも、生成AIに作ってもらったものです。

実はこれ、昨日私が「帝国データバンクや中小企業庁などが発表している、中小企業に関するデータをもとに、経営者の困りごとや今の状況をわかりやすくまとめたサイトを作りたい」とAIに伝えて、実際に作ってもらったものです。
つまり、最初から細かなデザインを指定したわけではありません。
「こんなサイトを作りたい」という企画を伝えるところから始めて、AIとやり取りしながら形にしていきました。
では、この画像を実際のホームページにできるのでしょうか?
できます。
ただし、AIが作った「画像」と、実際の「ホームページ」は少し違います。
AIで作った画像は「伝えるための資料」と考える
これはWebサイトに限った話ではありません。
例えば、AIに理想の髪型を作ってもらったとします。
その画像を美容師さんに見せれば、「こういう感じにしたい」という希望は、言葉だけで説明するよりずっと伝わります。
でも、画像ができたからといって、実際のカットが無料になるわけではありません。
インテリアも、看板も同じです。
「こんな部屋にしたい」「こんな看板にしたい」というイメージをAIで作ることはできますが、実際に家具を揃えたり、看板を製作したりするには費用がかかります。
Webサイトも同じです。
AIが作った画像は、完成したホームページそのものではありません。
一方で、「こんな感じにしたい」を伝える資料としては、とても優秀です。
いきなりデザインを作らない
ホームページを作るとき、いきなり「かっこいいトップページを作って」とAIにお願いする必要はありません。
まず、「そもそも、どんなページが必要なのか?」をAIに相談してみましょう。
企業サイトなら、例えば、
- ホーム
- 会社概要
- サービス
- ニュース
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
などがあります。
さらに、
- 実績紹介
- よくある質問
- お客様の声
- 採用情報
- 商品紹介
- ブログ・コラム
などが必要になることもあります。
でも、どれが自分の会社に必要なのかは、意外と分かりません。
そこで、こんなふうにAIに聞いてみます。
まずは、この文章をそのままコピーしてみてください
あなたはWebサイト制作の専門家です。
私は中小企業の経営者です。
これから自社のホームページをリニューアルしたいと思っています。
会社は東京都内の従業員20名ほどの製造業で、
主な顧客は法人です。
ホームページを見た人に、
「この会社なら安心して仕事を任せられそう」
と思ってもらえるサイトにしたいです。
まず、一般的な企業サイトを参考に、
この会社に必要なページ構成を提案してください。
各ページについて、
・ページ名
・そのページの目的
・掲載するとよい内容
・必要に応じて追加したほうがよいページ
を簡潔に説明してください。
その後、トップページの構成案も作ってください。
もちろん、会社の業種や規模、ターゲットなどは自分の会社に合わせて変更してください。
AIから提案が出てきたら、「採用ページはいらない」「実績紹介をもっと重視したい」「問い合わせにつなげたい」など、気になるところを追加で伝えていきます。
最初から完璧な指示を出す必要はありません。
AIとの会話を重ねながら、自分が作りたいホームページを少しずつ具体的にしていけばいいのです。
構成が決まったら、今度はデザインを作ってみる
ページ構成がある程度決まったら、次にデザインのイメージを作ってもらいます。
例えば、こんなふうに指示します。
次はこちらをコピーしてください
先ほど提案したページ構成をもとに、
トップページのデザインイメージを作ってください。
白を基調に、ネイビーをアクセントカラーとして使用。
30~50代の法人担当者が見たときに、
信頼感と専門性を感じるデザインにしてください。
過剰なアニメーションや不要な機能は入れず、
実際の企業サイトとして制作可能な構成にしてください。
ここから、「もう少し明るい雰囲気に」「写真を大きくして」「もっとシンプルに」などと追加で伝えていけば、少しずつ自分の好みに近づいていきます。
AIとのやり取りは、一発勝負ではありません。
むしろ、何度か会話することで、自分自身も「何が好きなのか」「何が必要なのか」が見えてきます。
なお、画像生成には利用上限があるため、まずは文章で十分に内容を詰めてから、最後に画像を作るのがおすすめです。
ただし、AIに任せすぎるのも注意
AIは、見栄えの良いWebサイトを作るのが得意です。
そのため、実際には必要のないものまで追加してしまうことがあります。
例えば「会員登録」というボタン。
画像の中では、ただのボタンに見えます。
ところが実際のホームページに設置するとなると、
会員登録 → ログイン → パスワード管理 → 会員情報の管理…と、かなり大きなシステムが必要になる場合があります。
「なんとなく付いていたボタン」が、実際には結構なお金のかかる機能だった、ということもあります。
AIが作った画像は、100%そのまま再現する完成図ではなく、「こんな雰囲気にしたい」という希望を伝えるための資料と考えるのがおすすめです。
できれば、詳しい人に一度見せてください
そして、私が一番おすすめしたいのは、実はこれです。
Webに詳しい知り合いがいるなら、まずその人に見せてみてください。
「これ、実際に作れる?」
「この機能って必要?」
「もっと簡単にできない?」
そんな相談ができれば、とても心強いです。
…とはいえ、そんな都合のいい知り合いがいる人ばかりではありません。
そこでWebで制作会社を探すことになります。
でも、「どこに頼めばいいのか分からない」「専門用語が多くてよく分からない」「思っていたより見積もりが高い」ということもあるでしょう。
そんなときは、AIで作った画像をそのまま持ってきてください。
「これ、実際に作れます?」くらいの軽い相談で大丈夫です。
大橋プランニングでは、生成AIで作ったWebサイトのイメージをもとに、実際のホームページとして使える形にするお手伝いをしています。
「まだ依頼するか分からないけど、ちょっと聞いてみたい」そんなご相談でも構いません。
AIで作ったイメージ、お持ちでしたらお気軽にどうぞ。
「これ、実際に作れます?」というところからでも大丈夫です。


